4日目 奥穂高山荘〜西穂高山荘〜上高地
この日は朝小雨が降っていた。そのため奥穂高山頂で西穂に進もうかそれとも断念し岳沢を下って上高地に下山するか1時間ほど悩んだ。しかし西穂に進む道が今回の山行でもっとも楽しみにしていたところであり行くことを決断。出発すると近くで写真を撮っている方に西穂へ行くの?気をつけてな。と言われる。ハイと挨拶し西穂へ進む。
最初のチェックポイント馬の背。本当に両側が鋭く切れているところをゆっくり進む。幅はまったくない。でもそれほど難なく通過できた。
馬の背を越えたところからロバの耳とジャンダルムを望む。ここからは一度ロバの耳の真下まで降りなければならない。
馬の背とロバの耳との間の鞍点。ここを降りてきた。写真で見るとざれている印象があるが一つ一つの岩が大きいため足場はしっかりしていた。浮石を踏まなければ。
ロバの耳を越えジャンダルムが目の前に。迂回ルートはジャンダルムの左側を巻く。直登ルートは写真のジャンダルム真正面を登っていく。今回は直登してしまった。
ジャンダルム頂上。雨が止んできた。まわりも見通せる。頂上は思ったより広い印象を受けた。高度感は抜群。奥穂頂上にいるひとに手を振った。
笠ヶ岳に虹がかかっていた。ここからどんどん晴れてくる。
天狗岳山頂につくこの辺はザレていて歩きにくい。浮石にも注意した。
この写真は申し訳ないがどこだか忘れてしまった。奥に西穂高岳が見える。
真下に上高地を望む。山を越えた向こうは松本市街
西穂高岳から来た道を望む。ここからみる奥穂高はやたら登るのが難しそうに見える。こんなところを歩いてきたんだ…。
西穂高岳から下るともう先ほどまでの岩場が嘘のような景色が広がる。今日もいい天気。このあと上高地に下山しその日のうちに帰宅することができた。