20日目 石垣島〜川平〜米原キャンプ場
野宿だとマットをしいていても背中が痛くなって何度も起きてしまうがこのフェリーのベットはやわらかくて今までで一番ぐっすり眠ってしまった。かなり揺れて寝れるか不安だったけど取りこし苦労だったよう。
夜明け前に宮古島に着く。再び出港し数時間。だんだん石垣島が近づいてくる。石垣島は起伏が激しく島の形状も面白い。外海から見てもビーチ付近の海が青いのがわかって泳ぎたくてしょうがなかった。日差しが強く肌に突き刺さる感じ。完全に夏。
外海からの石垣島西部
輸送船と西表島
石垣港
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石垣島には10時半頃到着。石垣港は港なのにエメラルドブルー。船から下りると港の入り口にいたおじさんに呼び止められ内陸部は起伏が激しいから自転車では行ってはだめだの石垣は窃盗が多いだの海難事故で毎年死人が出ているから一人では泳ぐなだの拉致や自殺が多いだのさんざん凹む情報を教えてもらった。
石垣市街
港近くの代理店で一週間後の台湾、基隆への往復チケット(自転車込みで38100円)を買い、石垣市街を散策。といっても小さな街なのですぐに回れる。こじんまりとしているがにぎやか。北海道の離島のような寂しさ(?)はない。マックスバリューに行って買い物するとパンが少なく値段が高かった。まあ 離島だからしょうがないか。
海沿いを左回りに進むとすぐに市街地から離れる。海を眺めながら進み非常に快適。マングローブがたくさん自生している。石垣は海から見て非常に起伏が激しそうだったが沖縄本島に比べればまったくたいしたことはなかった。
石垣島西部の県道79号線
同じく県道79号線沿いのマングローブ。
今日の寝床米原キャンプ場に行く前に川平湾へ。川平湾に着き林の中の歩道を少し歩いていくと白く輝く砂浜とエメラルドブルーの入り江が姿を現す。行く前に写真で見たのとまさしく同じ。ものすごく美しいビーチが目の前に。海の色もさることながら真っ白な砂浜に驚いた。観光客が多く長居はできないけどいままで見たビーチの中で最高のビーチ。
石垣島一番の景勝地川平湾
ここの砂浜は本当に真っ白だった。でも遊泳禁止。
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同じく川平湾
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川平から今度は近くの底地ビーチへ。ここも綺麗。遠浅の海がずっと沖まで広がっていて泳ぎやすそう。いますぐにでも泳ぎたい気分だったけどおいしいものは最後までとっておく派なのでぐっとこらえて米原へ向かった。
底地ビーチ
遠浅で泳ぎやすそう。でも珊瑚なさそう。
日も暮れ始めたころ米原に着く。ここは濃ーーい人たちが集まるキャンプ場として有名なのでどきどきしながら訪れたが意外にもキャンプしている人は少なくて閑散としている。でもキャンプしている人はみんな長期滞在者のよう。キャンプ場はビーチ沿いの林にあり地面は砂。広いのでどこにテントを張ろうか悩んだが三本の木の間によさそうなスペースがあったのでそこにテントを張った。
夜は波の音が心地よい。近くの民家から沖縄民謡が聞こえた。いい雰囲気。明日は泳ぐと決めゆっくり就寝。太陽とともに寝起きする生活がスタート。
石垣港〜川平湾〜米原キャンプ場
走行距離 42.9km
平均時速 14.0km
使ったお金 39990円
総走行距離 2120.6km