6日目 大津〜京都〜大阪
昨日の夕立の後から急に冷え込んで今日の朝は7℃。諏訪とかわらない気温。湖畔を走り大津駅に行ったあと京都へと進む。
野宿したベンチ。一応屋根はついているが雨はほとんど防げない。朝方少し雨が降った。
琵琶湖畔
高いビルはホテル
大津から京都山科へと進む道
大津からは少し登ったあと下って山科へ。そこからまた少し登って京都にでた。京都は高校時代に修学旅行で一度行ったことがある。今回はそのとき行かなかった銀閣寺へ行きながら付近を散策。でも八坂神社に向かう道は路肩が狭く走りにくい。
京都のお寺
適当に入ったのでなんていうお寺かはしりません。
八坂あたりの路地
この辺はすごく雰囲気がいい。
八坂を散策し、平安神宮を見たあと銀閣寺へ。修学旅行生がたくさん。土産物屋もたくさん。この雰囲気は好きじゃないなぁ。 銀閣寺は聞いたとおり趣があるというか静けさと周りと調和した美しさがあるというかよくわからないけど見てよかったと思った。住むんだったら金閣寺より銀閣寺だね。
銀閣寺
侘び寂びを感じる…(感じた気持ちになっている)
そのあと御所にも行ったが砂利のため自転車を押しづらいという印象だけが残ってしまった。 そして中心市街を散策。が、中心市街は路肩が狭い上に交通量が多く非常に走りづらい。特に烏丸駅から河原町駅付近にかけての道は人もタクシーも非常に多く荷物満載の自転車では無理。ということでそうそうに切り上げ京都駅に行った。
京都駅
京都駅。思ってたよりもでかくて長い。たしか日本最長のホームがあるんだったけ。
そして中はこれがまた思っていたよりもはるかに大きい吹き抜け。駅の入り口からすぐに改札がありホームが見えるのではりぼてみたいに見えたりもしたけど天井の高さと奥行き感はすごい。
階段を登らずにはいられない駅ですよ。こういうユニークな建造物は大好き。
屋上は開放されていて京都市街が一望できる。他の都市とまったく違うのは高さがみんな均一でまったく京都タワーを除いてまったく高い建物が見当たらない。そしてなだらかな山で囲まれた大きな箱庭という感じ。
京都駅内部
駅前
京都タワーと京都市街
京都駅へ行ったあとアウトドアショップを探す。実はエアマットの空気が抜けて寝づらい夜が続いていたのでさすがに買い換える決心をした。少し探すと大きな登山店を見つけたのでそこでエアマットでないスポンジ型のマットを購入。これでエアマットのように空気が抜けてだめになることはなくなったがちょっとでかくてかさばる…。
今日は京都に泊まるつもりだったけど拝観料のかかるお寺には行く気がないし修学旅行で見たお寺も多数あるので今日中に大阪まで行ってしまうことにした。
1号線は京都市街を抜けるとしばらくまっすぐな道が続く。途中宇治川のあたりから少し周りがさびしい風景。大阪と京都の間はずっと市街が続いていると思っていたので少し意外。しかし八幡市あたりからは市街に戻り枚方、寝屋川と問題なく進む。夜になり守口あたりで少し不安なところがあったがなんとか大阪市へ入ることができた。
宇治川付近
梅田に着いてすぐ外国人に声をかけられカメラ屋がないかと英語で尋ねられた。なんで荷物を積んだ自転車に乗った見るからに地元の人ではない自分に聞くんだろうと不思議に思ったけど大阪駅の近くにヨドバシカメラがあるはずなのでそのことを伝えた。there isばっかり使ってしまった。別れたあとで本当にあるかどうか不安になり確認しに大阪駅へ。ちゃんと在ってよかった。
そして自転車を適当なところにおいて梅田を散策。地下街が巨大!人もたくさん。これは迷いそうだ。梅田は東京の新宿とは違ってオフィス街と繁華街が完全に一体になっているような印象を受けた。そのため夜のオフィス街でも人がたくさんで活気がある。大阪駅周辺の歩道はデパートやオフィスがあるわりには歩いている人が比較的少ないなと思ったけどそれは巨大な地下街があるためにしかたない。
そのあとは散策しながらついでに寝床探し。中之島や本町、大阪城などをぐるぐる。一方通行が多いのは少しとまどった。 そして11時まで散策したがなかなか良い野宿場所がみつからない。良さそうなところは寝られなくしてあるみたい。 散々迷った挙句中之島でホームレスの人が寝ている場所で野宿を決行。縄張りにはいったら怒られるんじゃないかと不安にかられながら就寝。今日はやたら寒い上にベンチの長さが足りなくめちゃくちゃ寝づらい。
琵琶湖畔の公園〜京都〜大阪〜中之島
走行距離 110.1km
平均時速 13.4km
使ったお金 4850円
総走行距離 768.4km