37日目 枋山〜高雄

朝起きて民宿のオーナーさんに挨拶をするとサンドイッチと豆乳をくれた。お礼をいって宿をでる。省道1号線を進んでいると すぐに昨日会った夫婦(周さん)の自転車に遭遇。声をかける。今日はどこまでいくのかと聞かれ屏東までと答えると途中までいっしょに行かないかと誘ってくれた。さらに朝食のお誘いまで。

ということでそこから先は二人の真ん中に僕という形でずっと併走。少しペースは遅いがなかなか楽しい。途中ガソリンスタンドでトイレ休憩。 台湾のガソリンスタンドどこも外にトイレがあり何もいわずに借りてもいいみたい。もう少し早く知っておくんだった。

真ん中のオートバイが走っているレーンがバイク専用道。右は路肩。車の走るところの方が狭い。

しばらく行った途中の町で朝食をご馳走になりさらに進む。道はほとんどまっすぐで快適。潮州で昼食。チャーハン、餃子、酸味のある牡蛎のスープ、野菜炒めなどたくさんの料理のほかにデザートまでご馳走になってしまった。そして会話をしているうちに高雄に着いたら家に来なさいとのお誘いを受ける。 そういうことならと思い今日は屏東に行かないでいっしょに高雄まで行くことに決めた。

昼食後は1号線を離れ省道88号線を進み長い橋を渡る。さらに進み鳳山から都市部に入り高雄へ。そして周さんのマンションに案内してくれた。マンションの前では息子さんが挨拶をしてくれた。さわやかでかっこいい。ジャニーズ系だった。リビングで話をすると周さんは登山が趣味のよう。自分も好き、だからわざわざ梨山の方へ行ったと答えるとたくさんの台湾の山の写真を見せてくれた。自転車で山岳路線もかなり走っているよう。自分が撮った写真を見せたりもしながら会話が弾んだ。言葉なんて全然問題にならなかった。

省道88号線
上は自動車専用道。

ながーい橋を渡る。前の人はお世話になった周さん。

夜になって周さんといっしょに自転車で夜市へ。夜の高雄中心部、オートバイの集団の中に混じり自転車で走る。交差点を斜めに突っ切ったりしていく。 危ないところもあるが見失わないようについていくしかない。高雄の夜市は非常に大きくにぎやか。自転車を押して歩きづらい。屋台で食べるときは自転車を2台鍵でくっつけて置く。屋台で食べていると賑やかな日本人観光客の行列が。こういうときどうしても避けようとしてしまう。

夜市のあとは高雄で最も高いビル、高さ378mの東帝士85大楼へ。展望台からは高雄市街の夜景が一望。しかし展望台は寂れている感じ。内陸の方の窓は結露で夜景が見えない。展望台でこれはないだろうと思った。

高雄の夜市

愛河付近。リバーサイドは公園やカフェがあり路上ライブなども行われ非常に賑やか。

その後愛河のリバーサイドを走りライブカフェ?で休憩、マンションに帰ったのは11時頃になってしまった。

枋山〜高雄

走行距離 84.9km
平均時速 15.1km
使ったお金 0元 (1元=約4円)
総走行距離 2944.3km

次の日へ