40日目 台南〜嘉義〜台中

朝早めに出発し省道1号線を北に進む。昨日と同じような道。快適だけど単調。 どんどん進み北回帰線を越える。さらに進んで嘉義に到着。さらに台中目指して進んでいく。

西門路
手前に高級ホテル大億ランディス奥に新光三越

自転車が道路の真ん中を走ることができる。気持ちいい。

再び北回帰線を越える。前のアーチが北回帰線。

ところで昨日から気になっていたのだけれど道路沿いに咬み煙草を売る店がたくさんある。 売っているお店がガラス張りで中にはきわどい服を着たおねーさん。そして店の看板はグラビアアイドルのような水着写真がでかでかとある。 これは台湾ではよく見かけるがこの省道1号線は交通量が多いせいかやたら咬み煙草のお店が多い。道路沿いに列になっている。
おかげで走っていてやたら気になる。マイクロミニやすけすけのひらひらとした服の下に水着みたいな格好のおねーさんもたくさん。 これは別の商売も兼ねているのではないかと思いできるだけ眼を合わさないように走った。きわどい服はしっかり見てたけど。 (後で聞いた話だとただの客寄せで変な商売はしていないよう)

西螺を越えると大きな橋がありさらに北上ししばらく進む。そして74号線甲との分岐にさしかかる。地図で見ると74号線甲に行った方が近道だ。 しかし地図だと74号線甲沿いには町の名前があまり書いておらずおそらく丘を切り開いた新しいバイパスのような感じがする。 台中は近いので小さな丘を越えるぐらいだろうと思い74号線甲を進んだ。

そして進むとすぐに上り坂に突入。まあ予想通りと思い100mぐらい登って下るとまた登り。これはまずい道を選んでしまったかも。 その後100mぐらいのアップダウンが2〜3回ありやたらと時間がかかってしまった。これなら1号線行った方が早かった。

省道74号線甲
アップダウンが多い。最後の丘の上から見える夜景が救い。

あたりはすでに暗くなり最後の登りを越えると今度はずーっと下る。夜景が綺麗。でも台中らしき明かりは見えずちょっと不安。 でもいままでの憂さ晴らしとばかりに飛ばす。自動車道の方を走っているダンプを抜いた! 下りきると高速と幹線道路が入り組んでいるところにつく。そこからの74号線は自転車の通れない道に。仕方なく平行して走る下道を進む。 すると今度はインターチェンジのような場所に。通れるか非常に不安だったがちゃんとバイク専用道があり通過できた。

さらに進むと橋を渡り終えたところでバイク道は右折してしまう。まっすぐには行けないのでそのまま右折し別の道に合流。さらに橋を渡り進むと だんだん明かりが少なくなる。地図を見てもさっきの橋は載っていない。おかしいと思い近くの人に聞き県道127号線を通ってようやく台中中心部へ行く省道1号線乙に合流できた。このあたりは本当にわかりにくかった。

台中に入るとまだ中心から離れているにもかかわらず高層ビルや高層マンションが目立つ。台中駅前に行き富春大飯店に着いた。 いくらですかと聞くと600元との答えが。地球の歩き方に載っている料金より高い。安くしてくださいというと530元になり自転車もフロントの奥に入れていいということなのでここに決めた。バナナとミネラルウォーターもいただいた。

部屋に着くとそこは窓のない部屋。しかもトイレにもドアがない。うーん530元だとここになってしまうのか。 まあ逆に静かでいいやと気を取り直し街へ散策に。

近くにあるのは台中電子街。台北や高雄にくらべるとかなり小さい。ここにもオタク向けのお店が複数。 駅付近を歩き回り遅くなってしまい夕食がコンビニの包子(肉まん)になってしまった。でも日本より種類が多くて安いので結構すきだったりする。

grand 50 tower
台中市街の省道1号線乙。右は売り出し中の高層マンション。

台中電子街
日本橋がまたありました。

台中のメインストリート中正路
中心部はこの道をまっすぐ行った駅からかなり離れたところにある。

台中駅
後ろの明るい建物はデパート

宿の部屋

部屋に戻ってテレビをつけるとケーブルテレビのディズニーチャンネルで猫の恩返し中国語吹き替え版がやっていた。 猫の恩返しは見てなかったのでラッキー。中国語ということもありすごく面白かった。

台南〜嘉義〜台中

走行距離 167.3km
平均時速 18.2km
使ったお金 764元 (1元=約4円)
総走行距離 3217.7km

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