31日目 台北〜坪林〜宜蘭

今日は峠を越えて宜蘭へ向かうがあいにくの雨。ドミトリーを出て省道9号線を進む。しかし新店の辺りにある大きな橋を渡ってしまい県道110号線に入ってしまった。あわてて引き返す。

中正紀念堂

新店付近の省道9号線

新店をすぎしばらくすると市街地を抜け山間の峠道になる。急に交通量が少なくなった。しかし勾配は緩やかで走りやすい。新潟と群馬の間にある三国峠程度に感じた。三国峠越えたときも雨が降っていたせいかもしれないけど。雨も小雨になっていき、400mほど(500mだったかも)まで上りそこから200m以上下ると坪林についた。山間の小さい町。しかし食堂や商店などはある。

省道9号線の峠道

坪林の町

坪林を過ぎると再び登りメインの峠に着く。ここは550mだったと思う。

坪林の先の峠道

峠を越えると一気に視界が広がる。海岸線と平地に広がる田んぼがきれい。そして下にはヘアピンカーブが連続している。晴れていればこの峠ものすごく景色がきれいだと思う。

峠に到着
峠にはトイレと食堂があった。

峠からしばらく下った場所からの景色
峠からも撮ったのですが写真で見るとかすんで見えないのでこちらを掲載。

宜蘭市街

峠を下り終えるとそこから宜蘭までは平坦な道。夕方宜蘭駅につき公衆電話から今日お世話になる社長さんの携帯に電話をかける。多忙らしくなかなか繋がらない。あーどきどきする。数回かけてようやく通じ中国語で自己紹介をすると話がいっていたらしく日本語で応対してくれた。電話で言われた待ち合わせの場所までいきご対面。息子さんも紹介してくれた。そして社長室に通される。社長室なんて初めて入った。

社員食堂で夕食をごちそうになったあとコンサートへ。なんでも社長さんの妹さんが台湾でも有名なピアニストらしい。 コンサートホールへ行くと親族の方がたくさん。紹介されごあいさつ。社長さんのお父様は日本人よりも綺麗な日本語をしゃべる。東京大学の博士号を持っていて台湾の大学の学長をされていたこともあるそう。すごい家柄だ…。こんなところに自分がいていいのやら。

コンサートはピアノ三重奏曲が三曲。ドヴォルザークとハイドンともうひとつは…ヤナーチェク?だったっけ。 どれも初めて聴いた曲だったが非常に良かった。特にドヴォルザーク。

コンサートが終わり今日は昔住んでいたマンションの部屋を使っていいとのこと。車の後をついていきマンションに到着。 強引にエレベーターに自転車を載せて最上階へ。そしてマンションの一室に案内された。ほとんど家具はないけど好きに使ってくださいとのこと。ということで今日はマンションの最上階からの夜景を見ながらの優雅な就寝となった。

ゲストハウスおおしろ〜坪林〜宜蘭〜宜蘭のマンション

走行距離 88.3km
平均時速 15.7km
使ったお金 78元 (1元=約4円)
総走行距離 2340.9km

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