東日本自転車旅行

14日目 倶知安〜積丹半島〜余市〜小樽 快晴

今日は積丹半島を周る。積丹半島の神威岬は北海道の中でも行ってみたい所ベスト3に入るほど楽しみにしていた所。今日は天気が良さそうで良かった。

倶知安から少し上って国富で国道5号線を離れ岩内から積丹半島の雷電国道へ突入。噂どおりトンネルが非常に多い。でもどのトンネルも歩道が広くとってあり走りやすい。海沿いをずっと走るが山側は断崖絶壁。なので信号もなくすいすい進める。

積丹半島突入

この道はトンネルの数がものすごく多い。

海と自転車

山側は断崖絶壁

神威岬の方へ進めば進むほどどんどん景色が綺麗になっていく。そして天気もほとんど雲が見当たらないぐらいの快晴。海、切り立った崖、岩、空すべてが綺麗。いままでで一番いい道かもしれない。

そしてついに神威岬が見えてきた。この辺りからは面白い形をした岩が現れてくる。

奥の岬が神威岬。その沖にぽつんと見えるのが神威岩

神威岬への分岐からはかなり急な坂だったのでそこに自転車を置いて歩くことに。1kmほど歩いて神威岬のパーキングに到着。 そこから坂を上って女人禁制の門をくぐるとそこから見える海の色が他とはまったく違う。透き通るようなブルー。北海道にこんな南国のような色の海があるとは。出発前に写真で見たものよりはるかに綺麗。ここから岬の先端までは20分ほど歩くがその間の道は草の緑、花の黄色、そして海の透き通った青でずっとここにいたいぐらいの景色だった。

神威岬
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積丹ブルーの海
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神威岬先端の神威岩
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神威岬から山側を眺める。

積丹ブルーの海2
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ロウソク岩
このほか面白い形の岩がたくさんある。

神威岬をあとにして積丹岬の方の道を進む。そろそろお昼にしたかったが積丹半島はまったくコンビにがない。実は今日は朝ごはんを抜いていたのでかなりお腹が空いてきている。そのため積丹岬の坂を見て積丹岬はパスしてしまった。そしてここからはアップダウンの連続。日陰がほとんどないところを上るので暑くてたまらなくしかもお腹が空いているのでかなりきつい道に感じる。やっとついた美国のセイコーマートでお弁当を二つ買って食べた。

美国からはまた上り坂を越えてようやく余市へ。安くて有名な柿崎商店に行くと昨日キャンプ場で夕食をいっしょにとったライダーの人に出会った。こんなタイミングで会うとは。柿崎商店ではなんとホッケ定食が450円!でも迷った挙句たぶん道内で最安だとおもったので1410円の白ウニ丼を食べた。さっき昼飯を食べたばっかりだったがおいしくてぜんぜん問題なし。

今日は余市までにしようと思ったがもう少しいけると思ったので小樽に向けて出発。小樽が近くなると道が広くなり走りやすい。札幌圏に入ったことを実感。日が沈んだ頃小樽に着く。小樽駅前は函館よりも賑やか。デパートもあり大きい街だ。 小樽の北にあるマックスバリューで夕食を食べた後寝床探し。フェリーターミナルで寝ようとしたがちょうど空母が来ているせいで港は閉鎖されていた。しかたがないので札幌に向けて進む。その途中ウィングベイ小樽という観覧車やショッピングモール、住宅練などがある新開発地区?があった。小樽郊外にもこういう新しい開発地区があるとは驚いた。

小樽駅

さらに札幌方面に向けて夜の道を走っていると朝里でPAがあったのでそこのベンチで寝ることに決めた。トイレも水場もなかったが寝るだけなら問題なし。すぐに就寝。

倶知安〜積丹半島〜余市〜小樽〜朝里PA

走行距離 155.7km
平均時速 17.9km
総走行距離 1510.6km

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