東日本自転車旅行

34日目 白糠〜帯広 曇時々晴

朝起きると昨日夕食をご馳走になった方々がなんと朝食を作って待っていてくれた。 ありがたく朝からたくさん食べてしまった。そしてテントを撤収しお礼と別れを言って帯広方面に進む。直別を過ぎた辺りから内陸の山の中を 上るがそれほど大した上りはなかった。そして浦幌を過ぎ十勝川に架かる橋を行く。橋の上から見た十勝川ははるか遠くまで一直線に伸びていて迫力があった。

パシクルPA付近

十勝川

幕別を過ぎ帯広に入る。釧路から帯広までの国道38号線は非常に快適だった。昼に帯広駅前に着き早速探索開始。

帯広の印象は一言で言えば静かな庭園都市。帯広駅前は空間が広くとられていてゆったりした印象を受けた。 駅前(北口)から延びるメインストリートはアパレル系のお店が多く雰囲気がいい。地方都市ではなかなかないおしゃれな雰囲気を出していた。

帯広駅前(北口)

駅前(北口)

北口駅前の商業施設

しかし日曜日だというのに駅の周りにも人がちらほらとしかいない。 空間が広くとられているせいもあって、静かに感じた。 メインストリートから外れると少し寂しい感じがするのは致し方ないところか。

メインストリート。この日はお祭り?をやっていた。

南口は道路の周りに花が多くきれい。 南口メインストリートをまっすぐ行ったところにある公園は芝生や並木道、さらには美術館や植物園もあり緑の都市を感じさせた。

特に印象に残ったのは南口駅前にある図書館。内部は美術館と図書館をあわせたようなきれいな建物。中は吹き抜けで階段には絵がいくつも飾られているし通路や座るところもゆったり。3階にはカフェや野外のベンチもある。居心地がよく2時間ほども中にいた。 帯広で図書館が一番気に入った。

南口駅前にあるホール。中は吹き抜けになっている。

同ホール

帯広図書館

南口駅前の道をまっすぐ行ったところにある緑ヶ丘公園。この中に美術館などの施設もある。

郊外には音更への道と狩勝峠への国道38号線沿いに大きなショッピングセンターなどの施設があった。

帯広では六花亭というケーキが安くて美味しいお店に行った。写真のケーキ3つで415円!安い!コーヒーは無料だし接客もすごく丁寧。 帯広市街を探索した後またよってさらにケーキを2つ食べてしまった。 また帯広では帯広名物の豚丼の元祖のお店で豚丼を食べた。これがまたお肉が柔らかで美味しかった。こちらの風貌を察してか、店員さんが自転車?がんばってねと声をかけてくれた。こういうのって結構うれしい。

六花亭のケーキ。これで415円。

音更付近。帯広からやや離れているにもかかわらず市街地が続く。

結局5時間ほど探索。 静かで小奇麗な庭園都市という感じで非常に好印象な都市でした。 しかし綺麗なだけでは観光客は増えても人口は増えないかもしれない。 もう少し人口が増えれば活気も加わり良い都市になりそう。 また訪れたいと思った。

そして夜は札幌で利用したインターネットカフェと同じ店へ。 今日はかなり贅沢してしまった。

パシクルPA〜幕別〜帯広〜音更のインターネットカフェ

走行距離 101.9km
平均時速 18.3km
総走行距離 3050.6km

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