東日本自転車旅行

43日目 大沼〜函館〜青森〜森田 曇後晴

今日はいよいよ北海道を離れる。キャンプ場を出て函館に向かう。軽い峠を越えすぐに函館側に下り9時にはフェリーターミナルへ着いてしまった。するともう出港みたい。もう少し函館でゆっくりして行きたかったが今のフェリーを逃すと午後までフェリーが無いので乗船する。 そしてすぐにフェリーは出港。北海道との別れはあっという間の短いものだった。フェリーからずうっとどんどん小さくなる函館を見ていた。北海道はいいところだった。また絶対来たい。

函館市街と函館山

北海道が小さくなるにつれ下北半島がだんだん大きくなってくる。海へ出ると晴れて気温が上がってきた。しかし陸奥湾に入っても青森は見えない。陸奥湾って大きい。ようやく青森とその後ろにそびれる八甲田山が見えてくる。ずっと北海道にいたせいなのかもしれないがすごく大きな都市に感じた。陸奥湾の最奥にあり後ろに八甲田山もそびえる青森は地形的にすごく良いところにあるなと思った。

函館から約4時間かかって青森に到着。そしてフェリーを降りて驚いた。なんだこの蒸し暑さは。体中にじわじわまとわり着くような暑さ。まるで那覇空港から外に出たときのよう。青森に来て北海道の涼しさを実感。

青森市街
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青森はちょうどねぶた祭を明日に控えていてお祭モード。中心部を走る国道4,7号線は道幅が広く車がたくさん走っているし商店街も人が多い。北の果てで寂しいイメージがあったがすごく賑やかな印象を受けた。ねぶた祭に誘われたが参加するためには青森で二泊しないといけないことと衣装のレンタルが結構高いみたいなので遠慮してしまった。

青森駅前

駅前商店街 商店街に自転車専用ラインがあり走りやすい。

青森のメインストリート国道4,7号線

青森を離れ県道247号線を五所川原方面へ進む。その後国道7号線に合流し国道101号に入る。その間低い峠が2箇所あったが大したことはなかった。が、暑い。汗が大量に出る。一ヶ月で北海道の気候に慣れてしまったみたいだ。

五所川原をすぎしばらく行くとスーパーセンターを発見。ここで早めに夕食をとる。その後の道は田園地帯を走り岩木山を見ながら走る快適ロード。そして道の駅森田へついて東屋近くにテントを張り就寝。明日は絶対行ってみたいと思っていた白神山地の十二湖だ。

大間越街道から岩木山

東大沼キャンプ場〜函館〜青森〜道の駅森田

走行距離 92.0km
平均時速 16.9km
総走行距離 3920.5km

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